元公務員が転職活動の中で思ったこと

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どうも。りおちんです!だいぶ更新せず、申し訳ありませんでした。
日常生活でバタバタしていたのがひと段落したのでまたブログやSNSの投稿をスタートしようと思います。

それと同時に、今回改めて再出発するにあたり大事な報告がありましたのでこちらの場を借りてご報告をさせていただきたいと思います。

約1年ほど公務員としてブログを続けていきましたが、この度、公務員→民間企業へ転職することになりました。なので今後プロフィールや投稿に多少の変更があるかなと思います。今回は投資に関するお話ではないのですが、いままでの僕にとってはとても大きな選択だったので、今回の記事が転職などに興味がある方やこれから転職をしようと思っている方のお役に立てればと思いますので、最後まで読んでいただければと思います。

それでは、なぜ公務員からの転職を考えたのか。

①公務員としての将来への不安
②未来への期待値
③なぜ公務員になったのか

の3点に分けて説明して行きます。

①公務員としての将来の不安

国税庁が実施する民間給与実態統計調査によると、民間企業に勤める人の平均年収に比べると公務員の平均年収は高いことが分かります。公務員も多くの民間企業と同じく給与は年功序列でもあるため、正直なところ安定感を求めていれば民間企業へ転職せず、公務員のままでいたと思います。

ただ僕の中で『お金が必要なタイミングとは?』と素朴な疑問があり、人生においてお金のかかるタイミングと年功序列における世代別の給与がアンマッチしてるのではないかと思いました。

②未来への期待値

正社員、契約社員、業務委託などあらゆる働き方があふれる現代において、僕はチャレンジの機会が溢れていると思っています。一回しかない人生をひとつの企業で、ひとつの業界で収まりたくない、沢山のものに触れて自らの知見を増やしながら、僕が好きと言える仕事に出会いたいと思いました。

③なぜ公務員になったのか・仕事内容について

僕はもともと大学まで体育会に所属していて、学生時代はスポーツしかやっていませんでした。全く勉強などはせず、ひたすらプロになりたくて練習をしていたのですが、学生最後に怪我をしたことでスポーツで生活をすることは現実的ではないと考えるようになり、当時はより多くの方に公共サービスを提供できる公務員として働こうと思いったのがきっかけでした。実際に3年ほど勤務した中で印象に残っているのは、思っているより楽ではないこと・雰囲気はメンバー次第・柔軟性には程遠いということ。部署によるとは思いますが、かなり労働時間が長いところもあります。僕の部署はスーツケースに何日か分の着替えを詰めて出勤する、ほぼ泊まりで家に帰る時間は夜中でタクシー券が多かったです。月の残業時間が多すぎて、月の規定時間を超えた分は来月に持ち越すような形でリモートワークなどもなく、働き方改革やライフワークバランスは何処へという感じでした(笑)そして職場の雰囲気は、とにかく上長次第であること。上長は周りに指示はするが自分はやらない、家庭内のモヤモヤを職場に持ち込むなど僕の部署は特に酷かったです。隣の席の方とも話にくい、仕事の相談などもできる環境じゃなかったです。また仕事内容については、とにかく融通がきかないのは仕事柄仕方ないことなのかなと思いますが、新しい事を始めようものならとにかく叩かれますし、メリットではなくデメリット、リスクの部分だけを懸念します。何かを始めるときは、世論で問題提起をされた場合がほとんどかなという感じで、コロナウイルスなど突発的に起こったものに関しては必ずと言っていいほど対応が遅れます。そうした中で、僕が入社した時に持っていた公務員の姿とのギャップを感じるようになり、ついには公務員である必要性について考えていました。

以上の3点から転職を考えるようになり、

若い世代の給与水準が高く、副業や兼業が認められている、柔軟性があり、挑戦をし続けている企業を探しました。

希望の職種については、前職が公務員だったことから未経験でもできるものが少なく選択肢の幅がすごく狭かったことや僕自身の特性を考慮して営業職を希望しました。そして、今回ご縁があり内定を頂くことができましたので皆さんにお伝えをさせていただいた次第です。

転職を考えている方へ

転職をするうえでは、『失敗したらどうしよう』や『周りからどう見られるのか』など各々の挑戦を妨げる壁があると思いますが、僕自身も転職するにあたり壁がありました。

僕の性格は何事も周りから意見を求めるのですが、今回の転職に感しては周りから反対されるのを前提に進めていたので、転職先から内定をもらってから初めて周りに伝えたところ、様々な意見をいただきました。特に家族からは心配をされ、何を考えているんだと言われてしまいました(笑)

自分の中では転職理由が明確であったつもりだったので、反対をされても納得させる自信はあったのですが、家族は転職理由がどうではなく、公務員を辞めることへの不安が大きかったみたいでした。特に今のような不景気のタイミングでは、公務員の人気もありますし、転職も思うようにいかないのではないかという思いがあったようでした。

今回の経験から分かった事は、

①自分が転職する理由は転職先で自分が行き詰まった時になぜここに入社したのかを確認するために整理すべきであること。
②周りは決して僕達の行動を否定したいわけではなく、とにかく心配をしているということ。
③あなたと僕はまったくの別人であること。

例えば、両親と僕。日本という国における一人当たりの生産性の違いや人口ピラミッドの形、退職金の水準、銀行の利息、ありとあらゆるものが両親が20代だった頃とは違います。僕とあなた。産まれた環境、特技や経歴、人脈、預金、どのような生き方を望んでいるか、同じ時代を生きていても全く同じではないです。だからこそ、自分が将来どうなりたいのか、今できる事は何か、何をこれから取り組まなければいけないのかは千差万別であり、転職をする理由に良いも悪いもないわけです。問題なのは、理由の濃度です。これがあまりにも希薄であると、転職した後に自分が何をしたくて今ここにいるのか分からなくなってしまう、自分が苦しくなってしまうので気をつける必要があります。そして自分の行動を皆が否定しているわけではなく、心配をしてくれている=あなたの不幸を望んでいない方がいるからこそ転職して良かったと言えるように真剣に取り組むことが大事。

最後に

なかなか職務経歴書などを記入するのが大変だとは思いますし、面接対策など準備も必要になるかと思います。面接に落ちてしまうことなどは何も恥ずかしいことではなく、周りの声を聞かず安易な選択をしてしまうことが一番恐ろしく、後に後悔をする結果になると思います。

もし慎重に考えてしまうからこそ足取りが重くなる方がいるのであれば、心配しすぎない事です。慎重に考えるあなたが痛手を負うことはきっとないです。もし一番の痛手があったと後に後悔することがあったとすれば、行動できなかった事だと思います。

行動しないことには今が変わることはなく、現状維持は進みゆく環境の中では退化と同じです。

少しでも今回の記事が皆さんの役に立てば嬉しいです。
もし気になった点や聞きたいことなどがあれば是非ご連絡いただければと思います。ではまた!

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